刈払機取扱作業者に対する安全衛生教育

ボランティア活動においては刈払機の安全衛生教育は法令の対象外ではありますが、活動団体等によって安全衛生教育を必須とする場合等もあります。今回は安全衛生教育について軽く触れてみたいと思います。

安全衛生教育

刈払機およびその扱い方を始め、振動障害、関係法令等について5時間の講義、および1時間の実技を受講すると修了証が発行されます。実際のところ、既に刈払機を使用した経験があれば新しいことは少ないです。しかし、振動障害を始めとするリスクを再認識することもあるので無駄ではないと思います。

ただ、自分がコマツ東京センターで受講した時は、実技は限られた時間で、エンジンを始動せずに行う素振りが数回と、実際に草を刈ったのは30秒程度でした。講習用の草刈場もないので、敷地の端っこに生えている草を…。まぁいいのですが。

なので、経験者であれば実技なしのWEB教育でもいいのかなと思いました。自宅で自分のペースで受講できて費用もやや低めです。WEB教育は最近はじまったようですが、当時であれば自分も間違いなく受講していました。
※なおWEB教育の実技は、映像を見て各自で実技演習をするようにとのこと。

受講要件

実務経験等は不要です。事前に取得しておくべき免許や講習もありません。

受講場所(東京エリアで2017年8月調べ)

自分がコマツで受講した時は神奈川より東京センターのほうが安かったのですが、今日見たら逆転してました。しかもかなり値上がりしている。

受講日程

いずれも月に1~2回程度の開催で、土日とも限らないようです。その点、WEB教育だと時間は自由ですね。

申込手順(コマツさんの場合)

  • WEBで開催日程を確認します。翌月の開催日まで日程が確認できます。だいたいは事業で受講されるので、割とすぐ埋まる印象です。直前で予約しようとしても空きがなくなっているので注意です。
  • 日程がOKならWEBでメールアドレスを入力すると、予約ページがメールで通知されるので、ブラウザで予約します。
  • 予約後は必要書類をFAX送付します!(FAXなんて早くなくなればいいのに…)
  • 当日は受講費用と原本等、案内に記載されている持ち物を持って行きます。

当日のこと

  • コマツ東京センターさんは駐車場めちゃめちゃ広いので、安心して車でいけます。
  • お昼ごはんは、受講前に弁当を注文をとっていたと思います。種類は選べなかったかと。食堂に配達されます。まぁ、普通の給食センターのお弁当でした。
  • とにかく眠いので、眠らないように…。

総括

費用が高額ですし、時間的な制約も大きく、ボランティアではメリットもほぼ見いだせないため、なかなか受講動機にはなりませんね。ただし危険な道具ではあるので、やはり公式の安全衛生教育は一度受講したいところ。受講に興味がある方は、WEB教育について一度調べてみるのをオススメします。あと、旅先で受講するのも面白いかもしれません。ではでは。

 

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