屋根裏LANケーブル配線したら地獄だった

光コンセントとパソコンが別の部屋でWiFi中継機でインターネットに接続していたのですが、中継機の有線LAN側がちょいちょい切断してしまう原因不明のトラブルで困ってました。 無線側は特に問題なさそうだったんですけどね。 数年間無線で試行錯誤していたのですがどうにもらなず、屋根裏に有線LANを配線することにしました。

NTTに頼むと1.5万円くらいと聞いたのですが、屋根裏の状況を見ておきたかったのと、LANコンセント等、自由にやりたかったのでDIYでやってみようかと。本当にやめておけばよかった。。。

とりあえずゴールはこんな感じ。

とりあえず、入り口からあがってみる。はしごが短いけどまぁいいか。10cmほど体を持ち上げる必要があります。最初はよかったんですけどね。

わかっていたけど、埃っぽい。築40年なので、40年のほこりが、、、花粉マスク程度だときつい。断熱材は触れるだけで破れるほど劣化してるし。梁の上に電源ケーブルが通してあって歩きにくい。断熱材の下にも細めの梁があって、全体重をかけなければ乗っても大丈夫そう。それ以外は石膏 (せっこう) ボードのはずなので、踏み抜けく可能性あり。。。なお、虫はいませんでした。かなり心配していましたが、あたりまえです。6月でしたが暑いのなんの。生物が生きていける環境ではないですね。物置ならいいけど、ここに書斎とかありえない。

LANコンセントBの部屋にいくには、廊下の上を通るのですが、これがきついし痛い。この三角のスペースの向こうがLANコンセントBの部屋です。非常に狭いので、斜めの梁をほふく前進で進みますが、斜めなので体重が片側にかかるし、梁にすねが乗っかったりして痛いんです。しかも道具類を一歩づつ移動させるのですが、腕がうまく通らなかったりして首の筋を痛めたり。本当にきつかった。

LANコンセントBの部屋も同じ感じ。外が見えちゃってるんですが、いいのでしょうか。。。屋根はトタンを打ち付けている釘が普通に飛び出しています。板がバッテンになっていて、奥には入れたり、入れなかったり、なかなか難しいです。基本、ライトがないと真っ暗なうえ、ホコリで構造がよく見えなかったりして苦戦しますね。

作業中に古ーい靴が壊れたのですが、靴底がないほうが作業しやすかったな。

LANコンセントA

電源コンセントの横に、LANコンセントAを設置するので、電源ケーブルを探します。あった。もう一本はTVの同軸ケーブルですね。分かっていたけどむき出しです。

その電源コンセントがこちら。TVの端子の上下にLANコンセントを追加します。まずはケースをはずして、コンベックスをいれます。ケースはすぐ右の柱にネジ止めされてました。

(コンセント周りの作業は電気工事士の資格が必要です。作業時はご確認ください。)

再び屋根裏でキャッチ。

16mmのCD管を結んで戻します。いずれ何か使うかもと思って、2本にしました。結局あまり意味ありませんでしたが。

部屋でキャッチ。 この作業は二人でやりました。下で引っ張りながら、上から押し込みます。1人での作業では不可能だと思います。
※このコンベックスは今、隣の部屋の壁の中です(涙。

梱包用の紐をいれて、反対側から掃除機で吸います。これ予習をおすすめします。16mmのCD管だとRがきついと出てこないですし、紐も巻いたままだとうまく吸えなかったり。まぁ、コツいりますが、何度かやればできます。

それで、紐が通ったのでLANケーブルを通すぞ!。。。はいらねぇ。

仕方なので切りました。出口側でLANコネクタを付け直します。16mmのCD管だと、LANケーブル自体も途中でつっぱったりして引けなくなるので、あまりきついカーブは避けたほうがいいです。作業中はLANケーブルの接続が間違えていないか、何度もチェックしています。

とりあえずうまくいきました。やれやれ。

もう順番がシッチャカメッチャカですが、LANコンセントはパナソニックの「ぐっとす」を使いました。後で気づいたけど、ワイドとワイドじゃないのがあるみたで、シリーズで揃えて買わないとあわないかもしれません。

LANコンセントA完成~。ここまではまぁよかった。

LANコンセントB

まずは出口を用意します。位置を決めて切り回しノコで穴をあけます。柱はなかったので、石膏 (せっこう) ボードに直接とめるタイプの箱をあとから買いに行きました。賃貸物件に孔を開けるのも、すっかり抵抗がなくなりました。もちろん不動産屋からは工事のOKもらってます。

また、とういかもう何度目かわからないけど、屋根裏にあがって電源ケーブルを探します。

ここからが大変でした。壁の中にコンベックスはなんどか通ったのですが、筋交いがあるようで、コンセント側からいれたコンベックスが途中で180度折り返してしまって、屋根裏にあがってきません。何度かうまくキャッチできたのですが、今度はCD管がはいっていきません。何十回とやりなおしてるうちに、上でみたらうまいこと顔をだしていたので、やたーと思ったのですが、油断していたら下側のコンベックス本体が壁の中に引き上げられてしまったみたいで、結局回収できず。。。サヨナラです(涙。30年くらい使ってきたお気に入りだったのに。。。

最終的にあきらめて、LANケーブルだけ通しました。最初からLANケーブルだけ通す方針だったら、もっと簡単に終わっただろうなー。意地で屋根裏にでたところからCD管を通しましたが、意味ないなー。。。

できた。

こんな感じ。

いずれ必要になるであろう、TVの配線まで気力が持ちませんでした。写真はLANコンセントBの部屋から1FのリビングとLANコンセントAの部屋につながっているTVケーブル。入力元はケーブルテレビのコンバーターがその辺りにあるはず。昨年、機器の入れ替えがあったので、ケーブルテレビ業者もここまで来ているはずだけど、さぞ大変だったろうな。もう作業のめどがたっていたとしてもDIYはしないと思う。

完成

なんとか完成。結局CD管も完全には通せていないし、材料費は半分程度だったけど、割にあわないなーって感じです。熱中症気味で翌日もフラフラしていたし、肌が露出していた腕は、皮膚の裏にバイキンがはいったのか、凸凹になったり、かゆかったりと散々でした。

それでも1ヶ月程使ってネットが切断することは一度もなくなったし、NASやDHCPがみえなくなったりと原因不明のトラブルは全部解消しました。速度もでてやれやれです。

まぁ、興味があっても築40年の屋根裏の作業はおすすめしないですね。1Fと2Fの間とかどうなっているのか、本当に怖いなー。

購入品リスト(工事中)

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